こんにちは!
私は今、自分の服から柔軟剤のいい香りがして、
10秒おきに幸せを噛みしめているところです。
より香りをフワッとさせたいがために
腕をブンブン振り回すなど、いつもより
2割くらい無駄な動きが多い気がします。
さて、今回のテーマは、
元カレや元カノと距離を縮める「相性の作り方」:前編
をお送りします。
あなたは元カノ、あるいは元カレと付き合っていたころ、
「自分は本当に愛されているのだろうか?」
という不安を抱えたことはありませんか?
または、
「自分はこんなに大事に思っているように、
相手も同じくらい愛して欲しい」
という不満を抱えた経験はないでしょうか?
無償の愛だとか、見返りを求めてはいけないとか
いくら頭では理解できたとしても、
「私はこんなに尽くしているのに」
「俺はこんなに大切に思っているのに」
と感じてしまい、感情の部分で納得しなければ、
ただのキレイごとにしか聞こえないでしょう。
こういった不安や不満が沸いてくる原因として、
「お互いが求めている愛情表現の方法が違う」
ということが挙げられます。
今日お伝えすることは復縁を目指す上で、
相手との相性をより良くし、距離を縮めているために
とても重要となりますので、参考にしてください。
それでは始めます。
なぜ大切なパートナーとすれ違ってしまうのか?
まず、パートナーとすれ違ってしまう原因として、
以下の2つの可能性が考えられます。
①男女の脳の性差や心理の違い
(男性と女性の根本的な考え方の違い)
②自分と相手がお互いに求めている愛情表現の方法の違い
(あなたと相手の、よりパーソナルな考え方の違い)
この2つの中で、今日お伝えするのは、
「②お互いが求めている愛情表現の違い」
についてです。
例えば、
「自分ばかりが一生懸命尽くしている気がする」
「相手が本当に私を大切に思っているのか不安になる」
このように相手の愛情表現に対して不満が出てくるのは、
お互いが求める愛情表現の仕方にズレがあるからです。
あなたが相手をとても大切に思っていたように、
相手も相手なりにあなたを愛していたにもかかわらず、
お互いが求めている愛情の伝え方が違うばかりに、
お互いに愛情が上手く伝わらないという事です。
もっとわかりやすく言えば、
「自分はこうされると愛されていると実感する!」
という自分の価値観と、それを基にした、
「自分がそうなんだから、
相手も同じように喜んでくれるだろう」
というような「予測のズレ」が、
すれ違いや不満を生む原因となるのです。
この予測のズレがあるからこそ、
・恋人を喜ばせようとすればするほど
・自分の愛情を相手に伝えようとすればするほど
こちらの想いや「喜んでくれるだろう」という期待は、
そのズレと共に裏切られるわけですから、
「どうして相手に伝わらないんだろう」
「なぜ、相手はわかってくれないんだろう」
「自分ばかりが好きなようで、何だか悔しい」
「もっと相手からの愛情表現が欲しい」
という不満にもつながります。
しかし、それは相手も同じかもしれません。
何故なら、そのすれ違いを生む原因である、
「自分がどのように愛情表現をしてほしいのか」
「相手はどのように愛情表現をしてほしいのか」
これらをお互いに知らなければ、
この問題には基本的に解決策がないからです。
このままでは、どんなに相手を大切に思っても、
無用なすれ違いを生んでしまいますし、
実際に私なんかはそれが原因で彼女と別れたこともあります。
(チキショー!)
現在、恋人に対してそのような不満があったり、
現にすれ違いが原因で別れてしまったのなら、
それは本当にもったいないことです。
繰り返しになりますが、
このようなすれ違いは、愛情がないのではなく、
相手が望む愛情の伝え方を知らないから起こる問題です。
相手の心に響く愛情の伝え方を知れば、
こういったすれ違いで別れた人はもちろん、
現在、復縁を目指す方が相手と相性を良くすることに
大いに役立ちます。
つまり、生まれつきの性格や運命などに左右されずとも、
相性は意図的に良くすることが出来るのです。
自分が望んだ形で愛情表現されると・・・
相手が望む方法で愛情表現をするということは、
「こんな風に愛情表現をしてほしい」
「こうされると大切にされていると感じる」
相手のこうした願望に沿う形で愛情を伝えるわけですから、
必然的に「相性がいい」と感じさせることになります。
これは逆を言えば、相手の望む愛情表現でなければ、
どんなにあなたが言葉や態度で尽くしても、
「相手からすれば、それが愛情表現だと気付かない」
という可能性すらあるのです。
私は食いしん坊なので
よく食べ物や料理に例えるのですが、
例えば、海外の友人を料理でもてなそうと、
あなたがご馳走したとします。
どうすれば喜んでもらえるか考えた末、
日本独自のおもてなしとして、
お寿司屋さんに連れて行きました。
しかし、生魚を食べる文化のない国の人からすれば、
「魚を生で食わせる事の、どこがご馳走なんだ!」
と違和感を感じることでしょう。
(①相手が感じるズレ)
もしかしたら、相手はご馳走と聞いて、
和牛の高級ステーキを想像したかもしれませんし、
和洋折衷のフルコースを想像したかもしれません。
これが犬だったら
「寿司より骨が欲しいワン!」
となるでしょうし、
アフリカの先住民族だったら、
「魚よりイモムシはないのか!」
と感じるかもしれません。
相手に喜んでもらおうと思ったのに、
相手がそんな微妙なリアクションだったら、
「喜んでもらえると思ったのに・・・」
と落胆してしまうと思います。
(②あなたが感じるズレ)
あなたが喜ばそうとしてやった行為と、
相手が求めていたもののズレが生んだ悲劇です。
私なら部屋の隅で体育座りモードに突入します。
この場合、人間関係が壊れるまでは行かなくとも、
「食べ物の好みは合わないなぁ」
「ちょっとズレがあるかも・・・」
と相手は感じるかもしれません。
(③相性が良くないと感じる)
ただ、この場合、
・相手の好み(美味しいと思っているもの)が何か?
・あるいは、何を食べたいのか?
これらを事前に知っていれば、回避できたことです。
「相手の好み」や「何を食べたいのか?」は、
「相手が望んでいる愛情表現の方法は何か?」
に置き換えることが出来ます。
つまり、お互いが望む愛情表現を理解していて、
相手の望みに沿った愛情表現をしていれば、
すれ違いも避けられるし、相性もよくなるということです。
とはいえ、
「あなたはどんな愛情表現をしてほしいの?」
なんて会話をしたことがあるカップルは、
ほとんどいないと思います。
というか、
「自分がどんな愛情表現をしてほしいのか」
自分で自分のことがわかっていない人の方が多いです。
そのため、
相手が求める愛情表現が何かを知らないばかりに
すれ違ってしまうカップルが多いのが現実です。
しかし、大事なことなので何度も言いますが、
相手が望んでいる愛情表現が何かを知り、
それに沿って愛情を表現すれば、
「相性が合わない」という気持ちや、
「一生懸命やってるのに、どうして伝わらないんだろう」
というようなすれ違いを避けられるということ。
また、相手が求める方法で
愛情表現をしているわけですから、
「すごく愛されてるなぁ」
「とても大切にしてくれている」
と感じさせることができるため、幸福感も高まり、
相性や安心感、信頼関係もより強いものになっていきます。
先ほどの食事の例で言えば、相手が期待している
ステーキやフルコース料理をご馳走するわけですから、
相手が喜ぶのも当然です。
復縁を成功させるためには、この幸福感、
つまり「あなたといっしょに居ると幸せ」と
相手に感じさせることが不可欠です。
自分を幸せにしてくれる人が他にいるのなら、
相手があなたを選ぶ必要がないからです。
では、
・あなたに対して相手に幸福感を感じさせるため
・すれ違ってしまった原因を知るため
・復縁後に無用な「すれ違い」を避けるため
これらのためにも、相手が求める愛情表現を知るには
いったいどうすればいいのか?
そのカギとなるのが、
「愛情表現の5つのタイプ」です。
相手との相性が作れる!5つの愛情表現タイプとはこれだ!
さて、人間が求める愛情表現は、
以下の5つのタイプに分けることが出来ます。
①言葉タイプ
②スキンシップタイプ
③時間タイプ
④奉仕タイプ
⑤プレゼントタイプ
これらのタイプは全て、
・「こんな方法で愛情表現をしてほしい」という願望
・自分がしてほしい方法で相手に愛情を表現する
という2つの要素を併せ持っています。
後で詳しく説明しますが、例えば、
言葉タイプの人であれば、
・自分には言葉を使って愛情表現してほしい
・相手に対しても言葉を使って
愛情表現をする可能性が非常に高い
というような感じです。
文字を見るだけでわかるように、
それぞれのタイプが求めている要素が
全く異なりますから、まずは詳しく見ていきましょう。
相手がどのタイプかを見極め、
それに沿ってコミュニケーションをとることで、
「相性がいい」と感じさせることが出来ます。
①言葉タイプ
1つ目は「言葉タイプ」についてです。
相手が「言葉タイプ」の人であるならば、
相手があなたに求めている愛情表現の方法は、
「大好き」「愛してる」と言葉で伝えることです。
裏を返せば、どんなに行動や態度で尽くしたとしても、
「大好き」「愛している」というあなたの言葉がなければ、
相手は物足りなさを感じてしまうのです。
ストレートに言葉で表現してあげるだけで、
「自分は愛されている」
「とても大切にされている」
と実感するタイプになります。
「何よりまず、言葉でわかりやすく伝えること」
これが言葉タイプに有効な愛情表現の仕方です。
ちなみに私もこのタイプです。
(今世紀で最も需要のない情報ですみません)
「そんなことないよ!」と思った優しいあなた。
大好きです!
↑これが言葉タイプです。
②スキンシップタイプ
スキンシップタイプとは、
ボディタッチなどイチャイチャすることで、
愛情を感じるタイプです。
一見、いやらしく感じるかもしれませんが、
「ヤリ○ン」などとは、むしろ逆で
「愛のある関係だからこそ親しく触れ合いたい」
「親しく触れ合えるのも愛があるからこそだ」
と考えるのが、このタイプと言えるでしょう。
そのため、抱きついたりすることはもちろん、
頭をナデナデされたりといったことでも、
「大事に思われている」
「幸せだぁ( *´艸`)」
と実感しますから、
相手がスキンシップタイプの場合は、
上記のように体が触れ合う機会を増やすことが、
愛情が伝わりやすい、相性がいいと感じる方法となります。
逆に、別のタイプの人にとっては、
「イヤ!セクハラ!」
「ベタベタしてきて何なの?」
「体目的ですか?」
と誤解を受けやすいタイプでもあります。
③時間タイプ
これは「一緒に同じ時間を共有すること」
つまり、2人で一緒に過ごすことが
何よりの愛情の証拠だと感じるタイプです。
正直、この時間タイプは、
忙しい人にとって相手に合わせるのが、
5つのタイプの中で最も難しいです。
何故なら、先にお伝えした通り、
一緒に居ること自体が愛情の証だと考えるタイプなので、
「一緒に居るのは当たり前」
「会ってくれないのは、好きじゃないからだ!」
と捉えてしまい、時間を確保することが物理的に難しいと、
「会う」「一緒にいる」という前提が崩れてしまうからです。
逆に、特別なことをしなくても、
「一緒にいれることが幸せ」と感じるため、
相手が時間タイプの場合は、
何をさておき、2人の時間を増やすことが先決です。
そのうえで、思い出になるようなことを共有していけば、
「いっしょに居られる幸せ」にプラスアルファされ、
相手はより幸福感を感じることになります。
度が過ぎると、違うタイプの人にとっては、
「束縛されている」と思われてしまうのが、
この時間タイプの可哀想なところでもあります。
④奉仕タイプ
これは相手が尽くしてくれたり、
手伝ったり助けてくれることで
愛されていると感じるタイプです。
相手がこのタイプの場合は、
「自分のためにこんなに頑張ってくれたんだ」
という感情を1番の愛情としてとらえます。
「奉仕」というと大げさに考えてしまうかもしれませんが、
普段の生活の中でちょっとしたことを手伝ってあげるだけでも、
「自分をよく見てくれている」
「すごく気にかけてくれて、大切にされている」
と愛情と幸福感を感じるタイプです。
この特性を理解していない人からすれば、
「そんなことまでしなくていいのに」
「イチイチ干渉されてるみたいで、なんか重いんだよな」
と思われかねないのも奉仕タイプの注意点です。
⑤プレゼントタイプ
これは「プレゼント」という行為が
愛情の表現だと考えるタイプ。
「プレゼントタイプ」と聞くと、
「高級時計?ホストか!」
「ブランドのバッグ?キャバ嬢か!」
と高価なプレゼントを思い浮かべるかもしれませんが、
そうではありません。
プレゼントタイプの人は、高級なものが欲しいのではなく、
「プレゼントをされるという行為自体が嬉しい」のです。
私がお土産やプレゼントをもらった時は、
「旅先で楽しい中、俺のことが頭をよぎってくれたんだ!」
「これを選ぶ時間、俺のことを考えていてくれたんだな」
と考えると嬉しく感じます。
言葉タイプの私でさえ嬉しく感じますから、
プレゼントタイプの方にとってはより、
「あなたは特別だよ」
「本当に大切に考えてるんだよ」
という愛情の証と言えるでしょう。
相手がプレゼントタイプの場合は、
高価なものである必要はありませんので、
あなたからプレゼントをする機会を増やし、
逆に相手からプレゼントをされた場合は、
あなたの反応が大きければ大きいほど、
相手はあなたが喜んでくれることが嬉しく感じ、
「愛情が伝わった」と感じられるでしょう。
ただ、高価なプレゼントである必要はないとはいえ、
たとえバラ一輪のプレゼントであったとしても、
多少のお金が動く話ですから、
プレゼントをもらった側の反応が薄いと
金銭的な意味も含めて不満につながりやすい
という注意が必要なタイプです。
また、誤解している人にとっては、
「現金なヤツ」「金がかかる恋人」
とマイナスのイメージを持たれる可能性があるのが
このプレゼントタイプです。
人は自分の愛情表現タイプで、相手にも愛情を示す
今説明した5つのタイプは、
「相手にそのようにしてほしい」
という願望があると同時に、
相手に対しても自分が喜ぶであろう行動で、
愛情をお返ししたり、表現する傾向にあります。
理由は単純で、
「自分がこうされると嬉しいんだから、
相手もきっとそうだよね!」
という先入観が働くからです。
「自分がされて嫌なことは人にしてはいけない」
と誰もが教わってきたと思いますが、
逆説的に、
「自分がされて嬉しいことは、他人も嬉しいはず」
という考えが働くのかもしれません。
しかし、説明でお伝えした通り、
それぞれのタイプに効くツボのようなものは、
全く異なります。
相手の望みと違う愛情表現では、
あなたがどんなに一生懸命、相手に愛情を表現しても、
(相手)
・相手の言動が愛情表現だと気付かない
・そのため、「愛情表現が足りない」という不満が起こる
(あなた)
・「こんなに好きなのに、何でわかってくれないの?」
という不満
・「一生懸命尽くしているのに、どうして喜んでくれないの?」
という苛立ち
このようなすれ違いを生んでしまいます。
これは立場が逆転しても不満の種類が入れ替わるだけで、
相手が求める愛情表現が何かを知らなければ、
このような不満はもちろん、相性も改善されません。
これでは、今付き合っている人がいる場合でも、
先行きは不安なものになりますし、
復縁を目指すとなれば、なおさら相性の改善は
真剣に考えていかなくてはなりません。
そういったことを含めて、後編では、
・相手の愛情表現タイプを見極めるにはどうすればいいのか?
・相性を良くするために、復縁にどうやって活かせばいいのか?
これらをテーマにお伝えしたいと思います。
お疲れさまでした。
それでは、次の記事でお待ちしています。