こんにちは、おモチです。
さて、「元カレの承認欲求を満たすシリーズ」も
だいぶ終盤に差し掛かりました。
今回お伝えするのは、
「元カレに助けられながら好かれる方法」
となります。
「元カレと連絡をとれるけどなかなか距離が縮まらない」
という方はもちろん、
「冷却期間が終わった後、距離を縮める方法を知りたい」
という方にも是非知っておいてほしい内容となっています。
元カレがあなたのために動いてくれるだけでなく、
さらにあなたに好意を抱いてしまう・・・
一見、魔法のように思えて、
「そんなうまい話があるわけない」
と疑ってしまうかもしれません。
それで全然OKです。
効果があるのか、ないのかわからないような
高額なお守りや数珠を買って復縁を祈るくらいなら、
疑ってかかった方が全然いいです。
今日は、そういう方の役にも立てるように
「なぜ元カレを頼り、助けられることで、
逆に好意を抱かれてしまうのか?」
その魔法のようなカラクリを解説していきたいと思います。
一応、最初に断っておくと、今回の方法は、
「頼る→助けられる→相手があなたに好意を抱く」
という流れを生むのが目的ですので、
残念ながら現在、相手と連絡が取れない方や、
冷却期間中の方が今すぐ取れる方法ではありません。
相手と接点が持てない(あるいは持たないほうが良い)以上、
「頼る」という第1ステップをクリアできないからです。
どんなに心理を見越したテクニックであっても、
あくまで傾向と対策のようなものであって、
万人に通用するものは残念ながらありません。
しかし、この先、相手との接点が復活した際や、
現在、元カレと友人関係にあるけど進展がない方にとっても、
・一度離れてしまった距離を、相手の方から縮めてくる
・孤独で不安に押しつぶされるような復縁活動ではなく、
相手と接点を持ちながらも復縁に近づける
というメリットがありますから、
これを利用しない手はありません。
ぜひ元カレとの距離を縮めて頂きたいと思います。
それでは始めます。
男は頼られるのが好きな生き物
・目の前の人を助ける
・周囲の人に親切に接する
・社会の役に立つ行いをする
そうして相手から感謝されると、
男性でも女性でも気分が良くなるものですが、
それに加え、女性が男性を頼るという行為は、
男性の承認欲求を満たしてあげる方法の1つでもあります。
これが男性を頼ることが復縁に役立つ
1つ目のメリットです。
承認欲求がなんなのか?については、
「男性の承認欲求を満たすシリーズ」を
読んできた方はもう完璧だと思いますが、
一言で言えば、
「他人から認められたい」
という誰もが持つ欲求の事です。
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男性には、その欲求をさらに強くする要素として、
①社会の一般的な価値観
・男は仕事が出来て当たり前
・年収は○○万円以上ないとちょっと・・・
・将来性があるかどうか など
②「子孫繁栄」という生物の使命
・子孫を残すため、女性に選ばれなければいけない
・女性に選ばれるためには他より優れた点がなければいけない
この2点が影のようについて回ります。
もちろん、①については、
キャリア志向の女性は同じ感性があるでしょうし、
当然、女性には女性特有の要素がありますが、
男性は「他者に認められたい」という純粋な承認欲求に加え、
上記の2点を満たすためにも、
「俺は有能な人間だ(有能でありたい)」
というプライド、あるいは願望を持っています。
どんな男性も少なからず
腹に一物を抱えていますから、
男性を頼るという行為は、
「頼られる」
→「俺に任せれば大丈夫だと思われた!」
→「俺の能力を評価しているんだ」
→「俺は認められているんだ」
という解釈に至り、
承認欲求を満たすことに繋がります。
どんな人間も自分を認めてくれる存在、
つまり承認欲求を満たしてくれる存在には、
好感を抱くものです。
「男は頼られると承認欲求が満たされ
距離も縮まりやすくなる」
改めて、これが男性を頼ることの
1つ目のメリットと言えるでしょう。
承認欲求を満たしてくれる存在に好感を抱く・・・
だからこそ、この効果を復縁にも活かそう!
これはこれまでの承認欲求を満たすシリーズでも
繰り返し伝えてきたことです。
しかし、「頼る」という行為には、
もう1つ復縁成功に役立つ、
心理的な効果があります。
承認欲求とは別に得られる、もう1つの心理効果
ここでちょっと想像してほしいことがあります。
あなたが山の中を歩いていると、
遠くの崖の方から助けを呼ぶ声が聞こえました。
急いで声のする方に行くと、今にも崖から落ちそうな
3人の人間が必死に岩肌につかまっています。
しかし、彼らは腕にケガを負っていて
そう長くは持ちそうにありません。
よくよく3人の顔を見ると見覚えのある顔でした。
1人目は、これまで散々あなたに嫌がらせをしてきた、
意地汚い大嫌いな人間です。
2人目は、普段、挨拶を交わす程度の、
知り合いだけど深い付き合いのない人。
3人目は、いつもあなたの味方でいてくれた、
あなたの大好きな人です。
この3人が一斉にあなたに助けを求めてきました。
あなたが持っているロープの数は一本だけ。
3人のケガの状況を見るに
助けられるのは1人が限界です。
さぁ、誰を助けますか?
・・・
答えを聞くまでもないと思いますが、
3人目の大好きな人を助ける人が
ほとんどではないでしょうか?
少なくとも、嫌いな人を選ぶ人は
まずいないでしょう。
もしも、知り合い程度の人を助けた後に
とてつもない見返りがあったとしても、
やはり、ほぼすべての人が
③大好きな人を助けると思います。
もちろん、私も同じ考えです。
当たり前です。
そもそも①大嫌いな人間を助けようとは思いませんし、
②の知り合いを見殺しにするのは心が痛みますが、
③大好きな人を失う悲しみに加え、
そんな大切な人を助けられない後悔は、
一生晴れるものではありません。
今のはかなり極端な例でしたが、
普段の何気ない状況であれば、
「好きな人を助けたい」
という自然な感情は何の抵抗もなく行動に表れます。
なぜなら、例題のように、
「本当にこの人を助けてもいいのか?」
「後々、後悔することにならないだろうか?」
と不安になる要素がないからです。
また、男は好きな人にはカッコつけたい生き物ですから、
好きな子が困っていたら手を差し伸べたくなるものです。
・・・と、ここまで聞くと
「ちょっと待ってよ!
人間が好きな人を助けたくなるのは普通にわかるけど、
好かれてなかったら助けてくれないってことじゃない!
このド変態モチ野郎!」
と感じたかもしれません。
つまり、
①「好意を持たない相手は助けない」ということじゃないのか?
②元カノである自分が頼っても助けようと思わないんじゃないか?
③おモチは変態ではないのか?
という疑問です。
③に関しては否定はしません。
しかし、①と②に関しては
全くの逆なのです。
確かに「相手を頼り、助けられる」という行為は、
「好きだからこそ助ける」という前提があっての話です。
しかし、
「私は元カノだから好かれているわけではないのでは?」
という不安を抱えるあなたも心配はありません。
むしろ、そういう方にこそ、
この方法は向いていると言えます。
何故なら、
「好きだからこそ助ける」という心理を逆手に取り
好意を向けさせることが出来るのが、
この方法の2つ目のメリットだからです。
「好きだから助ける」という前提は錯覚を生む
先の項目で、
「人は自分が好きな人を助けたがる」
という話をしましたが、
これから説明することを簡単に言えば、
その前提条件を利用した「錯覚」です。
この錯覚を利用するために理解する必要があるのが、
「認知的不協和」という心理作用です。
認知的不協和とは?
ここで、
・認知的不協和とはなんなのか
・それがいかに強力な心理作用があるか
これらがわかる1つの例をお話しします。
それは殺し屋の作り方という話です。
殺し屋と聞くと映画などの話であって、
現実離れした印象を受けるかもしれませんが、
正直言うと、軽々しく話したくない内容です。
何故なら、おそらく今この瞬間にも
中東やアフリカの内戦が激しい地域などでは、
今から話す内容と近い方法で
幼い子供たちが少年兵にされているからです。
(あくまでその方法の1つに過ぎないと思いますが)
当たり前の話ですが、よほど狂った人間でない限り、
「人を殺したい」と思っている人間はいません。
それにもかかわらず、罪を犯させるために
認知的不協和を利用した恐ろしい方法が用いられているのです。
ニワトリが先か、卵が先か、禅問答のような話なのですが、
具体的には、まず一番最初に、
「有無を言わさず人を殺させる」のだそうです。
それが目隠しをされての射撃訓練と騙し、
人がいるところに向けて発砲させ殺させるのか、
なんなのかはわかりませんが、
おそらく平和ボケした日本人には
想像もつかない残虐な方法なのでしょう。
まず最初に考える間もなく殺させ、
罪悪感とパニックに陥ったところで、
「お前は正しいことをしたんだ」
「こいつを消したことで多くの同胞が救われるんだ」
「お前は間違っていない、お前は英雄だ」
このような言葉をかけるそうです。
すると、人を殺してしまった人間は
罪悪感から自分を守るためにも、
「そうだ。これでよかったんだ。
僕は正しいことをしたんだ」
と脳が必死に思い込もうとします。
もともと持っている、
「人を殺してはいけない」
という価値観。
そして、その価値観と真逆の事をしてしまった、
価値観と現実の相違。
①頭の中の価値観(思考)
②現実に起こってしまった出来事(行動)
この2つのうち、
一度起きてしまったことは変えようがありません。
それでも自分の整合性を保つためには、
必然的に①の価値観や思考を
都合よく変えるしかありませんから、
その2つを都合よく解釈して
自分を保とうとするのが、
認知的不協和の働きです。
「助けられること」で意図的に認知的不協和を起こす
今のはかなりショッキングな例を出しましたが、
認知的不協和には、
「その人間の根底にある価値観や信念でさえ、
都合よく塗り替えてしまう強力な力がある」
ということが理解いただけたかと思います。
では、これを今回のテーマ、
「頼るという事が認知的不協和とどう関係するのか」
「その認知的不協和が復縁とどう関係するのか」
に置き換えて説明します。
「好きな人を助けたい」「好きだからこそ助ける」
という心理があることは先の項目でお伝えしましたね。
そのため、好意を抱かれていれば、
助けられて当たり前というのはわかると思います。
問題は、
「好意を抱いていない人を助けた場合どうなるか」
です。
結論から言いますと、
異性として意識していない人を助けると、
助けた男性の頭の中で認知的不協和が起こります。
①好きな人だから助けたいという心理
②特別意識していないのに助けたという事実
この2つの思考と行動の不協和が生じ、
「あれ?俺は何でこの子を助けたんだ?」
という疑問が浮かぶのです。
人間はどんなに些細なことでも、
この不協和が起こっている状態は
非常にストレスを感じますから、
ストレス解消に向けて脳がフル回転で動きます。
①「どうして助けたんだろう」という素朴な疑問
②(好きな人を助けたいという心理)
③①と②による認知的不協和が起きる
④「そうか、俺は今まで気づいていなかっただけで、
好きだから助けたんだ」と自分を説得し始める
⑤実際に④のように思い込んでしまう
実際にはもっと細かな心の動きがありますが、
これが助けてもらうことによって起こる
認知的不協和の効果です。
相手が現在、あなたに好意を持っていれば、
助けてもらうことはそのまま
相手の好意を助長させることに繋がりますし、
例え、そうでないとしても、
認知的不協和の効果によって、
相手の好意を向けさせることが可能です。
相手から助けられるにはどう頼ればいいの?
冒頭でもお伝えした通り、
「頼る」→「助けられる」→「好意を向けさせる」
という段階がありますから、
何よりも大事なのは、
「頼る」というステップです。
ここが出来ないと始まりません。
とはいえ、そもそも男性は頼られることが好きですし、
ただでさえ元カノという存在を特別視しますから、
あなたがよほどの恨みを買っていない限り
あなたが助けを求めれば力になろうとしてくれます。
そうでなければ、相手と連絡すら取れていませんから、
「相手を頼れる状況」にある時点でまず心配はいりません。
(安心だね!)
もしも、あなたが元カレから恨まれているなら、
「何だよ!この方法使えねえじゃん!」
と怒る前にしっかり反省して、
このようなテクニックに頼る以前に
信頼を取り戻すことを最優先しなければなりません。
さて、話を戻して、
「頼る」という第一ステップをクリアすればさえ、
あとは自動的に進んでいくわけですので、
注力すべきは、「頼る」という一番目の壁を
突破することだけです。
「相手を頼る」「お願いする」という事自体は、
「○○してくれないかな?」
と伝えるだけでいいわけですから
特段、難しいことではありません。
しかし、一見難しいことじゃないからこそ、
「ただお願いすればいいや~」
と単純に考えてしまいがちです。
もちろん、「お願いの仕方」によって、
相手のモチベーションも変わってきますから、
以下の注意点をぜひ参考にしてください。
「助けたい」という相手の感情を引き出すポイント
復縁という性質上、
ある程度お互いの出方を意識しながら
接することが多いはずですから、
「頼み事」「お願い」といっても、
相手の負担にならないような
軽めのお願いであることがほとんでしょう。
もちろん、相手と深い関係になってきたら
さらに突っ込んだお願いをするのも構いませんが、
軽めなお願いとして思いつきやすいのが、
「○○で何がおススメかな?」
「○○ってどうやってやるの?」など、
「相手が詳しいことや得意なことを教えてもらう」
という方法だと思います。
これも助けてもらう立派な方法の1つです。
これは別に何の問題もありませんが
このような場合は、いくつか注意点があります。
①目的を見失わないこと
まず、これは頼み方以前の話です。
相手との関係性にもよりますが、
距離を縮めるきっかけとして
このような質問をするとき、
「連絡をする」という行動に
フォーカスが向きがちです。
相手に連絡をするだけで、
「返事が来なかったらどうしよう」
という不安が出てきますから、
連絡をする事が必要以上に大きな出来事に思えて
それだけで一杯一杯になってしまうのです。
しかし、あなたが連絡を取るときは、
・相手から返信をもらうこと
・頼みごとをして助けてもらう事
・最終的に復縁を成功させること など、
「連絡をする」という先に目的があるはずですし、
こういった意識の違いは、必ず文章に表れますから、
一方的に連絡をすることがゴールになってはいけません。
・返信が欲しいなら、返信しやすいような文章にする
・頼みごとをするなら、相手の助けを引き出しやすいように
お願いの仕方を工夫する
というように、何のために連絡を取るのか?
まずは、目的を見失わないように心がけましょう。
②相手に伝わるように明確にすること
次に大切なのは、
相手に聞くときは相手が理解しやすいように、
「これが知りたい!」というポイントを決めて聞くことです。
その理由は、質問が漠然としたものでは
相手が答えにくいからです。
これは復縁のテクニック以前に、
質問するときのマナーと言えるでしょう。
まず、相手に質問して教えてもらうという方法をとる以上、
あなたも相手が詳しいこと、得意なことの内容について
質問すると思います。
その場合、答えにくいような漠然とした質問では、
「詳しいことを質問されているのに答えられない」
「得意なはずなのに出来ない」
という余計なストレスを生んでしまいますし、
ちょっとした自信喪失にもつながります。
このようなストレスや自信喪失を回避するために、
相手があなたからの頼みごとを面倒くさいと感じて
避けてしまう可能性もあります。
漠然とした質問は意外とやってしまいがちなのですが、
ポイントを絞って答えやすくすれば
何の問題もありませんから、気を付けてみましょう。
出来れば、私に質問するときにも
そうしていただけると答えやすいですし嬉しいです。
てへっ。
③「本当に知りたい」という態度を見せる
これはある程度、カモフラージュの為です。
復縁ではよく、
「相手に未練を見せてはいけない」
と言われます。
しかし、以前の恋人から連絡が来れば、
「あれ、もしかしてまだ俺の事・・・」
これくらいのことはどんな馬鹿でも感じます。
そのため、必要以上に気にしても仕方ないことですが、
確かに未練を感じさせることが
復縁にプラスになることは少ないのも事実です。
「もしかしてまだ俺のこと好きなのかな」
という相手の予想が良い方に転べばいいですが、
逆に相手が警戒心を抱く場合もあるからです。
そういった余計な警戒心を生まないためにも、
「本当に知りたくて質問している」
という姿勢を見せることも大切です。
例えば、聞こうとしていることを
ある程度自分でリサーチしてから、
質問するというのも全然アリです。
極論を言えば、相手に質問したことの答えを
すでにあなたが知っていたとしても別にいいのです。
この方法で重要なのは、
「相手に頼る」→「相手が動いてくれる」
ということですから、リサーチの中で
わかったことを知らない振りして聞いても
何の問題もありません。
④重すぎる内容はNG
②で「軽めのお願い」であることを前提にお話ししたとおり、
重すぎる内容のお願い事はNGです。
重すぎる内容が具体的に何かというと、
・お金が絡むもの
・あなたの身の危険が絡むもの
などの特殊な例です。
まず、「お金が絡む+頼み事」となると
「お金の貸し借り」くらいのものです。
これが復縁にプラスにならないことは
説明するまでもありませんね。
次に、「あなたの身の危険が絡むもの」ですが、
これは精神的に余裕がない人が、
元カレの気を引くためにやってしまう方法です。
・知らない男にしつこく言い寄られている
・ストーカーに付きまとわれている
・元カレに鬱の症状を報告する
・自殺をほのめかす などです。
こういった場合、
真剣に元カレは心配するでしょうし、
必死に力になろうとしてくれると思います。
これで「上手くいった!」「戻ってきてくれた!」
と思うかもしれませんが、残念ながら多くの場合、
この反動は一気にマイナスの方へと振り切ります。
何故なら、平穏な日々を暮らしている中で、
元カノから上記のような内容で助けを求められることは、
時間の経過とともに心配の度合いに比例して、
「穏やかな日常を壊された」という不満に変わるからです。
男は重いと感じれば感じるほど、
それに応えられなかった場合の自信喪失を避けるためにも
逃げようとしてしまいます。
もちろん、単純にめんどくさいという感情もあります。
これでは、こちらからの連絡を警戒されてしまい、
避けられるだけです。
本当にそういった事情がある方は、
まずは然るべき所に相談しましょうね。
⑤あとで必ず感謝を伝えること
締めくくりは、
「あなたのおかげで助かりました」という感謝を伝え、
相手の能力を認め、承認欲求を満たしてあげることです。
褒めるという行為は、紛れもなく相手を認める行為です。
褒めるという事については、
別途、専用の記事がありますので、
そちらも合わせてご覧ください。
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おわりに
復縁に有効なアプローチとして、
「元カレを頼る」「お願い事をする」
という方法自体は特別新しいものではありません。
しかし、それは裏を返せば、
「以前から推奨されていて、かつ、
未だ消えていない有効な方法である」
ということです。
何事もそうですが、一過性のものではなく、
長く残るものは人間心理に根差したものです。
「認知的不協和」の説明の例でもお伝えしましたが、
今回の方法は効果が強いだけに、使い方を誤ると
一気にマイナスに振れてしまう可能性もあります。
私はテクニックとは、ダイナマイトのようなものだと思います。
(はい。名言来ましたね。)
ダイナマイトを作ったのは、ノーベル賞で有名な
アルフレッド・ノーベルさんです。
ダイナマイトはその強力な威力を以って
当時起こっていた戦争を終結させるために
発明されたそうです。
発想で言えば、第二次世界大戦での、
「日本に原爆を落とし、強力な威力で日本の戦意喪失を狙う」
というのと同じものです。
しかし、当然と言えば当然ですが、
「戦争を終わらせたい」という意思とは裏腹に、
また新たな戦争にダイナマイトは使われることになっていきました。
ダイナマイトが固い岩盤を打ち砕き、
トンネルなど新たな道を切り開くことが出来るように、
どんなテクニックも正しい使い方をすれば、
目的の達成に大いに役立ちます。
ですが、使い方を誤れば、
文字通り自爆してしまうものだと思います。
今回だけでなく、
「承認欲求を満たすシリーズ」では、
数回にわたり、承認欲求を満たす方法として
手軽に出来るテクニックをお伝えしてきました。
しかし、復縁にもっとも大切なのは、
「相手を幸せに出来るように、成長することだ」
という私の考えは変わりません。
成長した人間としての土台があれば、
テクニックは復縁までの道を切り開く手助けになるし、
そこまでくれば、正直、
復縁にテクニックなんていらないとさえ思ってます。
とはいえ、
「使えるものは使ってしまえホトトギス」
という思いも同時にありますので、
これからも、
・自分磨き
・心理テクニック
・願望達成の法則
これらをバランスよくお伝えしていきたいと思います。
何はともあれ、長文お読みいただき、
お疲れさまでした。
PS.
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