「自分には復縁が出来るのかな」
これは、復縁を目指す方にとって、
自分の影のように付きまとう疑問であり不安です。
多分・・・ですが、今の時代
「自分には復縁の可能性があるのか」
と気になりだした大半の人は、
①自分と似た状況の人を探す
②その人が復縁できたのか成功談を探す
このようにインターネットで
検索すると思います。
すると、成功談を探して
ネットサーフィンをするうちに
色んな意見が目に入ってきます。
復縁のモチベーションになるような
温かい言葉や希望を持てる情報に
出会えれば問題ありません。
しかし、世間の復縁へのイメージの大半は
「いつまでも過去に縛られて女々しい」
「フラれるようなことをしておいて、
復縁したいなんて自分勝手」
「相手のために忘れてあげなよ」
というような意見が多いように思います。
まぁ、「世間」というよりも、
ネットに意見を書き込む人は、
よほど伝えたい意見がない限り、
重箱の隅を隅をつついて粗さがしをしたり
攻撃的になる傾向が多いです。
そのため、復縁に対して
否定的な意見が多くなるのも
しかたないかもしれません。
人の意志は想像以上に弱いです。
藁をもつかむ思いでたどり着いた先に
1つでも否定的な意見や情報があると、
復縁に対してマイナスなイメージしか
持てなくなります。
すると、
「確かに連絡もとれないしな」
「相手には恋人がいるしな」
「もうやり直す気はないと言われたしな」
と言うように、段々何をしても
無駄な気がしてくると思います。
こうして、
「出来ない理由の正当化」
が始まります。
しかし、私がいつも思うことなんですが、
本当に自分が望むことを決めるときは、
他人の意見は関係ありません。
本当に自分がやりたいことなら、
「お前には無理だ」
という意見はもちろん、
「君なら出来る」
という意見さえも関係ありません。
「自分がどうしたいのか」
本当に大事なのはあなたの意志だけだからです。
他人の意見に左右された時点で、
どこかに言い訳や逃げが生まれ、
それは最終的に後悔につながります。
「あの時、周りに流されずに
自分の心に正直になっていたら・・・」
「出来ると言われたからやったのに!」
無理だと言われたから諦める。
出来ると言われたからやってみる。
そんな選択には自分の意志がないため、
責任感のかけらもありません。
責任感のない行動からは、
それなりの結果しか生まれません。
誰かが責任をとってくれると思えば、
どこかに甘さが出てしまいます。
しかし、言うまでもありませんが、
他人の人生に責任をとれる人間など
どこにもいません。
私も含めて、他人の意見に
左右されないでください。
とはいっても、不安要素があって、
「こんな自分でも復縁できるかな?」
と可能性が気になり、他人の意見を
求めてしまう気持ちはわかります。
心細いし、希望が欲しくて当然です。
しかし、復縁に否定的な意見が多い中で、
周囲の意見に打ちのめされてしまっては
可能性を知ろうとした意味がありません。
可能性を知ろうとすることで、
自分自身で可能性を狭めることに
なってしまっては本末転倒です。
①不安要素がある
②復縁できるか気になる
③自分と似た状況の成功談を探す
あるいは誰かに意見を求める
④否定的な意見を目にする
⑤落ち込んで無理な気がしてくる
⑥また②に戻る
この負のスパイラルをどうすればいいか?
本当は「見なきゃいい」という
元も子もない一言に尽きるのですが、
問題の根本は、
「復縁の不安要素がある」
ということです。
不安要素さえなければ、
「復縁できるかな」
と気にする必要もありません。
そのためには、
不安要素を解決する必要があるわけですが、
それにはある程度、時間がかかります。
では、
「解決するまで不安は解消されないのか」
というと、そうではありません。
「すぐに不安を解消する方法」
があります。
それは
「不安要素を直近の目標として捉えること」
つまり
不安要素を不安要素のまま捉えずに、
「どうすればその不安要素を打開できるか」
という目標として考えることです。
復縁の不安要素は「目標」として捉える
「復縁ができるかどうか」
不安を感じてしまう状況は
人によって違います。
・メールの返事が来ない
・LINEが既読スルー
・電話に出てもらえない
・相手には新しい恋人がいる
・「二度と連絡しないで」といわれた
というように具体的な例を挙げれば、
キリがありません。
しかし、これらの不安要素は、
これから改善する目標であって、
決して復縁が出来ない理由にはなりません。
というのも、こういった状況は
失恋後は珍しいことではありませんし、
そこから復縁する人もいるからです。
「今すぐに復縁したい」
という気持ちはわかるのですが、
すぐに復縁できるかどうかは、
カップルによって違います。
「これをやれば復縁できる」
といえるような単純な話ではありません。
焦る気持ちは、
「今すぐに」
という思考になるので、
必然的に
「今のあなたと相手の関係性」
で復縁の可能性を判断してしまいます。
現時点に不安要素があれば、
「無理なのかな」
と思ってしまうのは当然です。
だから現在の状況で判断せずに、
成長した未来のあなたの視点で判断すること。
そして、復縁を成功させるには
その未来像に自分を近づけていくことが大切です。
そのためにも、
不安要素を目標として捉えるための
「認識変換ワーク」をお伝えします。
これをちゃんと実践すれば、
不安が解消されるだけでなく、
復縁に対してやる気があふれてきます。
「何であんなことに悩んでいたんだ?」
「そっか!こうすればよかったのか」
「よし、これを試してみよう!」
と前向きな思考に変わるはずです。
ぜひ紙とペンを用意して、
次に進んでください。
復縁に対する不安を希望に変えるワーク
おそらく10分もあれば、
出来る簡単なワークです。
ステップ①
紙とペンを用意する
ステップ②
現在復縁が出来ないと思っている理由、
あるいは復縁に対して不安になる理由を
紙に書き出す
ステップ③
どうしてその不安要素があるのかを考える
ステップ④
どうすれば改善できるか紙に書き出す
あとはステップ④に書き出したことを、
日々の生活で実践するだけです。
1つ注意点ですが、
ステップ④はテクニックにとらわれないことです。
復縁成功を左右するのはテクニックよりも、
成長したあなたの魅力だからです。
例えば、相手から返信がないのであれば、
・返信が返ってきやすい文章の書き方を調べる
というのも1つの手ですが、
それ以上に、
”相手から返信がないのは何故か”
相手の気持ちを考えることが大事です。
そうすれば、例えば、
「ケンカで別れてから時間が経っておらず、
相手が未だに怒っている」
と予想するならば、
・真剣に謝罪する
・それでもダメなら時間をおいてみる
(冷却期間)
などテクニックを使って攻める以外の方法も
浮かんでくるはずです。
時間を置くなら、例えば
「じゃあその間に怒りっぽい性格を直そう」
「もっと外見にも気を遣おう」
とプラスになるように使います。
正直、多くの人がめんどくさがって
紙とペンすら用意しないと思いますが、
それでは不安な状況を右往左往するだけで、
何も状況は変わりません。
紙に書いたり、声に出したりして、
自分の思考を外に出すことを
”外部化”といいます。
(そのままですみません)
アメリカの心理学の研究結果によると、
人間は1日に約6万回思考すると
いわれています。
この文章を読んでいる時でさえ、
「おなかすいたな」
「やべ、携帯の充電切れそう」
「なんか背中かゆい」
というように色んな思考をしています。
・・・と言ったそばから、
「背中かゆいって・・・風呂入れよ」
と思った方もいるかもしれません。
つまり人間の脳は色んな思考によって
ぐちゃぐちゃな状態なのです。
そのため、人は頭で考えるだけでは
次から次へと沸いてくる思考に邪魔され
集中して考えることができません。
しかし、外部化した自分の思考を
視覚や聴覚で再認識することで
思考が整理されるので、客観的に
冷静に物事を考えることができます。
私が保険代理店に勤めていた時に
「人に教えることで自分も覚えていく」
と社長に教わったのを今でも覚えています。
あなたが仕事で新人教育をしたことが
あるなら経験があると思うのですが、
今まで”なんとなく”で
理解していたことでも、
後輩にやり方を教えていく過程で、
自分の理解も深まるということは
よくある話です。
その理由も、仕事のやり方を教えるためには、
今まで頭の中にあった「仕事の手順」を
外部化せざるを得ないため(言葉で説明したり、資料に起こしたり)
あなた自身が後輩や新人に仕事を説明する中で、
あなた自身も客観的に情報を受け取るからです。
また、頭で思考するだけでは、
”考えるというより悩む”
という方向に行きがちです。
さきほど、
「人は1日に約6万回思考する」
と言いましたが、
その8割はネガティブな思考だそうです。
つまり、”1日に約48000回”も
ネガティブ思考をしている計算になります。
考えて解決策を見つけているつもりが、
知らず知らずのうちに
「出来ない理由」を正当化することに
エネルギーを使っている場合があります。
悩むのではなく、考える必要がある。
だからこそ紙に書かなければ
意味がありません。
・・・と偉そうに言ってますが、
今のは全て私がメンターに言われたことです。
問題を紙に書き出して、
視覚で改めて認識して解決策を考えた瞬間
それはもはや”問題点”ではなく、
”改善点”になります。
「本当にこんなことで変わるの?」
と思うかもしれませんが、
こういった地道な努力ができる人と、
「めんどくせえや」と思ってやらない人では、
”解決策を考えられる人”と
”悩んで思考停止に陥る人”
に分かれますから、
その結果も全然変わってくるのは、
言うまでもありません。
復縁の多くのケースは、
時間がかかることが多いです。
それは別れの原因を改善し、
成長するためにはどうしても
ある程度の時間が必要だからです。
だからこそ、焦る必要はないけれど、
時間を無駄にすべきではないと思います。
解決策が見つかっただけで、
「あれ、復縁できる気がしてきたぞ」
と思えるものです。
そしたら、あとは復縁に向かって
突き進むだけです。
本当に効果があるかどうか、
やってみればわかります。
ぜひ不安を目標としてとらえ、
突き進んでください。
今、紙を目の前にして、
ペンを握っているあなたを
応援しています。
長い文章を読んでいただき
ありがとうございます。